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第十三章元ボクサー光司

昼間、光司は、真由美を乱暴した後、一目散に逃げた。
白熱したようになった頭の中には、ただ逃げることしかなかった。
光司は、チンピラのような見てくれと違い、法を犯した事など一度もない。
普通なら、この一度の犯行で、すぐ捕まっただろう。
だが障害を持って、すべてを失った男を、神が哀れんだのか。
他の人間にはない特殊な力を与えた。
頭部のある箇所、耳の後ろ少し上…。
男が相手のそれを殴ると、殴られた人間はその前後数時間の記憶が飛ぶ。
闘争本能が希薄だから、どれだけ職場で罵倒され蔑まされても、ボクシングの拳を使うことはなかった。
だから男に記憶を消す能力を使ったことはない。
自分に、そんな力があるとは、気付いていなかった。
それに次の日には、男に女を襲った記憶もなくなっていた。
交通事故の後遺症のためだ。
そのためメモ魔になったが、女を襲いながらメモることはできない。
犯行を忘れたのだから、強姦された女がどうなったかも知らない。
だがどうやって殴ったかは、本能が記憶していた。
女を襲う時どうすればいいかが、焼き付いていた。
真由美は、犯されたの日1日の記憶に障害が起きた。
特にレイプ時の記憶は、ほとんど欠落していた。
残った記憶は、錯乱の極みであった。
真由美の中では、夫が、暴力でセックスを強要したことになっていた。
夫は、すぐさま警察と病院に通報したが、肝心の被害者が、夫の犯行を主張してはばからないのだ。
警察も、対応に苦慮した。 精液や指紋といった物証も乏しい。
診察した医師によると、暴行のショックで逆行性健忘に陥ったらしい。
人間の記憶は脆い。 こうなると都合の良いように、変質してしまうものだ。
春貴のダウジングは、男の存在を感知していた。
強姦のあとハイエナを狙ってダウジングしていたのだが男の素性をしり興味をもった。
女が、記憶を失う事も、それに付随して、男の記憶消去能力も理解していた。 逃げた光司の居場所を見つけ出すのは、わけもない。
翌日の昼、公園のベンチに座る光司に春貴は、話しかける。
最初胡散臭げな顔つきだったが、マン札を渡されて変わった。
言葉巧みに自宅に連れて行った。
応接室で、ビデオを見せた。 光司が、廃屋で真由美を強姦している…その一部始終を盗み撮りした映像だった。
途端に血相を変える光司に、写真を与えた。
別れた光司の妻雅子と娘有紗が写っていた。
古い記憶は鮮明だった。
光司は自分が何者であるのかは承知している。
妻子がいたことも承知している。
事故の約ニカ月前までの自分の歴史は、あざやかに存在するのだ。
春貴は自分に従うなら妻と復縁させてやるといった。
従わないなら映像を警察に送るといった。
歯を噛み締めながら、光司は、春貴を睨みつける。
光司はやがて、メモを取出すと、ボールペンを走らせた。
しばらくして春貴にメモを見せた。
すでに春貴の住所が、メモされていた。
そのすぐ下に
《春貴が雅子と一緒に暮らせるようにする言った》
《そうなったら俺は一生井上春貴の手下になる》
春貴が読んだとわかると、そのあとに付け加えた。
《だが嘘なら春貴を殺す》
男の血ばしった眼が真実と告げていた。
春貴は苦笑いした。 すでにダウジングで、光司と女が寄りを戻すことも、その結果、光司が忠誠を誓うこともわかっていた。
だからその脅し文句も、さして効き目はなかった。
まず自宅に寝泊りさせてから、雅子のもとに赴いた。
女もけして裕福ではない。
少なからぬ借金もあった。
春貴からすれば、はした金だ。
光司のファンだった…その窮状が見るにしのびず、自分がボディーガードとして雇いいれる。 ついては、もう一度夫婦となってくれないか。
そうしてくれたら、今ある借金は、自分が弁済しよう。
光司には、家も買い与えよう。
本当はボクシングなど、まったく興味はなかった。
雅子にしたのは、作り話だった。
女の借金を返済してやり、
中古とはいえ一戸建てを用意してやった。
小さな庭の付いた平屋の住宅であった。
すぐに光司と復縁を承知した。
女は金持ちの道楽だと解釈したようだ。
家族が戻り、光司は春貴に感謝した。
家族団らんを一晩過ごし、次の朝春貴の邸宅を訪ねた。
玄関先で額ずくと呂律の回らぬ口調で、感謝の気持ちを伝えると…。
「俺、頭悪いから一生忘れないように」
そういうと二の腕にナイフの先を突き刺した。
鋭い切っ先だ。
皮膚がさっと裂けた。 刃先から、ぱあっと鮮血が空中に散った。
ぐいと引き傷を付けていく。
鮮やかな赤い血が、吹き出したのは、かなり深く切ったからだろう。
どうやら字を刻むつもりらしい。
“ハルキまもる”と書き込んだときには、手首全体が血で染まっていた。
根が愚直な男だ。
ここまでするなら春貴のために命懸けで働くだろう。
春貴は顔色を失ったが、満足だった。
光司の他人の記憶を、消し去るという能力は有用だ。
光司にとっても、春貴に拾われたのは、幸運だった。
いくら記憶を消すことが出来ても、真由美の胎内に精液は残していた。
そのままなら、逮捕は、免れなかっただろう。
男は確かに何事も覚えられない。
だが春貴の言葉を逐一メモり、その通り行動した。
命じられたら即実行した。
暇さえあればメモを読んでいる。
記憶力は、サッパリだ。
春貴の名前と、春貴に対する忠誠心だけは忘れないようだ。
光司を使い、女を襲う事を想像して、心は高鳴ったが、それだけでは、惜しい。
春貴は、光司からボクシングの手解きを、受けるようになった。
ボクシングと言っても、避け方だけだ。
暇な時間は、タップリある。
元々、光司は、天才型と言うより、努力を積み重ねた秀才型だ。
教え方も、的を得た道理にあったモノだった。
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テーマ : 官能小説(レイプ・凌辱系・SM)
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恩菜 みるな

Author:恩菜 みるな
凌辱強姦小説「女犯」とは、聖職者が、姦淫する事ですが、この小説では女を犯す、凌辱系であり、強姦、つまりはレイプですね。凌辱強姦追求してます。 浣腸は、いくらでも使います。 バーナーで火炙りしたり、水を何リットルも飲ませたり、鉄パイプで子宮まで貫いたりと、思いつくまま書きました。 書きなぐってます。 人妻、OL、巫女さん、高○生、○学生、と様々職種を取り揃えてます。 特殊な超能力を持つ者達の凌辱系オンリーでエログロバイオレンスを目指してます。 女犯能力として、出てきたのは、ダウジング能力、心霊捜査、精気吸収、念写、霊媒…。 今考えると少ないですね。 まだまだアイデアが、ありますが、どこまで書けるかが、心配です。 昨今は、女性に優しい紳士的な男性が、増えてるそうですね。様々な美人、美少女、を残虐に責め苛むシーンを読んで、肉食系(凌辱系)男子が、増えてくれると良いな(*´∀`*)少子化の歯止めになって欲しい (*´∀`*)(*´∀`*)(*´∀`*) 過去には、日本にも、とんでもない性的な凶悪犯や、暴行魔、殺人者が、いたんですよね。 (*´∀`*)(*´∀`*)(*´∀`*) でも、このお話で出てくる出来事を今、現実に持ち込んでしまうと、流石にまずいですね。 女の人死んじゃいますから…美女が、減ると世の中潤い無くなります。 崇高な生殖行為して、ちゃんと孕んでもらって、面倒見てもらって、こき使われて下さい。 現実の世界は、女性が、中心に回ってます。 (゚´Д`゚)(*´∀`*)(*´∀`*) フィクションだから表現出来る「女犯」をお楽しみ下さい。 性的な快感を高める手段としていただけると嬉しい限りです。ヾ(^v^)k 古代の野生種としてのリビドー復活を祈ってます(*´∀`*) 要するにこの官能小説は、「凌辱系」の「凌辱系」による「凌辱系」の為の殴り書きです。“世界に認められた凌辱”では、戦場での凌辱系を“世界に認められた凌辱始原”では凌辱系母子相姦をメインに書いてますので、どうぞご覧ください

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